「よその子」 トリイ・L. ヘイデン

世の中は平等じゃない。
そんなことはわかっているけど、どうしてこの子たちが、と思わずにはいられなかった。
この子たちは何一つ悪くないのに。

子供たちにしても、教師であるトリィ自身にしても報われないことが多すぎました。
努力してるのになかなか進めない、やっと進歩が見えたと思ったらまたふりだしに戻る。
まるで蟻地獄のよう。

トリイはよく子供たちを美しい子供と言いました。妖精みたいって。
なんとなくわかる気がします。私はこの子供たちが大好きでした。
傷ついて傷つきやすい心は相手を思いやることを知っていたし、悔しさのあまり泣いてしまうことはあっても決して諦めるということをしなかった。
それは読み書きなんかよりもずっと大切なことのように思います。

「ときどきこう思うんだけど、痛いのが私だったらよかったのにっていう気持ちになるんだよね。そうしたら少なくとも、あたしは怪我どんな具合か自分でわかるから、それをよくする為に何かできるもの」

★★☆

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