「ハネムーン」 吉本 ばなな

よしもとさんの描写には常に優しさを感じることができて、私はそれがものすごく好きです。
特に独特の美しい色の表現は、リアルな描写の中に絵本のような温かみを感じさせてくれます。

どんなに二人が一緒にいても、家にいた時の二人の間に常に感じた薄く見えない壁が旅先ではなくなり、やっと夫婦らしさを感じることができた気がします。
裕志の胸に抱えていた孤独がどんどんほどけていくたびに、二人の未来に新しい色が加わっていくようで嬉しくなりました。

★★★☆

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