「グリーン・レクイエム」 新井 素子

かなり初期に書かれたものなのかまだ素人っぽい印象を受けましたが、奇抜なアイデア満載でした。
あとがきを読んでみると驚愕。これを書かれたのは18歳~20歳の頃だという話。
つまり今の私の年齢とちょうど同じくらいなんです。
そう思って見直すと改めて新井さんのすごさがわかるような気がしました。

一番好きだったのはグリーン・レクイエムの話です。とくに明日香の設定が好き。
ただ信彦が不甲斐なさすぎるのが・・・。もっとしっかりしていてほしかったのに。
本当にショパンのノクターンが合うような話でした。

他に収録されていた「週に一度のお食事を」はかなりコミカルな雰囲気でした。
吸血鬼の体質は書かれているものと違うような気もするけど、ここでは単に”目先の利益などに囚われ軽率に行動するとろくなことがない”ということを言いたかったのかもしれません。
残る「宇宙魚顛末記」は個人的に登場人物があまり好きではないけどもラストは納得して終れました。

★★★☆

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