「永遠。」 村山 由佳

私はまだ見ていないのですが、この『永遠。』は内山理名さんと堤真一さん主演の映画『卒業』のサイドストーリーなんだそうです。
登場人物・舞台の重なりはあるものの基本的に独立したもの同士なのでどちらから手にとってみてもいいし、また二つを知ることで物語を違った角度から見ることができより一層楽しめるようになっているようです。
なんでも映画と小説のコラボレーションは日本では初の試みだとか。

この本の表装・デザインは私が今まで出会ったことのある本の中でも最大級に好きなものです。
上の画像ではよく見えないけれど、泡が立ち昇っているかのように見えるその表装は途切れ途切れではあるものの決して終わることのないタイトル通りの「永遠。」を感じさせてくれます。
白地に薄い水色というのも洗練されていてお気に入りです。
(今映ってる画像じゃないです。変わったのかなあ・・・今のも綺麗ですが)

真山さんの人柄の良さというか、不器用な一途さがすごく愛しく感じます。
葉月さんの言うように口にだすとこぼれてしまうものって本当にたくさんあると思うんです。

だからこそ大切な想いは胸の中にしまっておきたいのだけどそれでは相手になかなか伝わらない。
それでも口にしなくても伝わるもの、感じるられるものは確かにあるのだとそんなことを思いました。


「―誰かに何か、大事なことを伝えるときはね。心の底からよーく考えてからにしなさい。それは、私があのひとから教わったこと。言葉にしたとたんに終わっちゃうことって世の中にいっぱいあるから」

★★★★☆

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