「夜明けのブギーポップ」 上遠野 浩平

ちび凪ちゃん可愛すぎます。
それにあの強さ、ただ好きというだけじゃなくてもはや敬愛。
大人のような子供のような不思議な彼女なわけなんですが彼女のことを知れば知るほど好きになっていく気がします。私的にこういうキャラクターの存在はすごく嬉しいです。

霧間の言葉が好きで、それが私のブギーポップ楽しみの一つでもあるんですが今回は生前の霧間が出てきます。
想像していたのとは違って思っていたよりも人間味ある人でした。
さすが凪の父親というか、とても強い人でした。

根本的なことなんだけども自分を抑制できる人はやっぱり強くてカッコイイです。
そして統和機構の全貌も少しずつ見えてきました。
「出る杭は打たれる」の言葉どおりに彼らの役目は杭を打つこと、そしてその研究・実験です。

杭とは即ち普通の人よりも進化して生まれてきた人たちのこと。
霧間の側に立って考えるとなんて身勝手な、と思ってしまうんですが全体として見てみると確かに異分子の出現は恐ろしくも感じます。
自分が弱者側であるならなおさらその異分子を取り除きたい、知りたいと思うのは当たり前の考えのような気もするんです。

「もしも、何か特別なことに出会ったとしても、自分を持とうとしている人であればそれを冷静に受け止められる。だが普通すぎると、その波に飲み込まれるだけで、あとはただ流されていくだけだ。そういう “暴走” が一番危険なのさ。”普通なだけでいい” と思っている者には抵抗力がない。そして・・・そういう者が思い込んでいるほどには、実は世界は安定もしていないし、いつでも危機が―」

★★★★

follow us in feedly

Pocket

トラックバックURL

トラックバック一覧


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。