「クロノス・ジョウンターの伝説」 梶尾 真治

泣ける話だから。
そう勧められただけあって、涙なしでは読めませんでした。
人の想いのあまりの強さに苦しくもなりました。

時間は、普通私たちにとって越えられないものであり、変えられないものだし、この作品のように時間を越えることができるようになったとしても自由自在に操れるようなものではないんですね。
時間を越えることは、時間に逆らうこと。それにはそれだけの覚悟がいると思うんです。

4つの物語はどれもすごく良かったのだけど、私は鈴谷樹里の軌跡の話が一番気に入っています。結末も合わせてとても好き。
この1冊の中にも時間の流れを感じたり、時間が傷を癒してくれる存在だと気づいたりと「時間」の大きさを改めて見直すことができた気がします。


「6090年・・・・・。そのような、わけのわからない未来に跳ばされても、救いに行くべきだと思うのかね。救いにいく価値があると思うのかね。」

★★★★☆

follow us in feedly

Pocket

トラックバックURL

トラックバック一覧


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。