「夢で死んだ少女」 デクスター ディアス

これはイギリスの話なのだけど、イギリスは裁判制度がおもしろいんです。
日本やアメリカと違い検察官がいなく、代わりに法廷弁護士というのがいて、その中から訴訟側の弁護士が選ばれる仕組みになっています。
おもしろいのは、その弁護士と被告者側の弁護士の席が隣どうしだということ。

それからもわかるように、裁判も敵と味方の対決というよりはやわらかで、法のもとに仕事を遂行しているという印象を受けます。
謎解きは難しく、主人公である弁護士トムがパズルを1つ1つ埋めていくペースに追いつかなかったり、登場人物に混乱してしまったりと理解するまでに時間がかかりました。

不倫が嫌なのか、自分でも理由ははっきりしないのだけど最後までトムは好きになれませんでした。私にとっての1番の見所は後半部の裁判の様子でした。
そういう場面が多ければもっと楽しめたのに。あとにはぼんやりとした不思議な感覚が残ります。

★★

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