「おいしいコーヒーのいれ方 (4) 雪の降る音」 村山 由佳

いつもだったらドキドキしながらもすいすい読み進められるのに、今回はかれんの一言が胸にずしんと重くのしかかりました。
それを言ったかれんの気持ちも、聞いた勝利の気持ちも私には痛いほどにわかるものでした。
成長なしの恋愛は本当にありえない。努力なしに同じ温度を保つことなんてできないのだと知ったのは、実際に好きな人と付き合い始めてからでした。
このシリーズの題名はどれも好きだけど、中でも好きなのがこの本の題名です。
読み終わってから改めて題名を見ると切ないような温かいような気持ちになれます。

相手の喜んだ顔を思い浮かべながらのプレゼント選びは最高に幸せですよね。

「(中略)二人のうちどちらか片方でも、自分一人で立ってられないような人間だったら、そんなの、恋愛じゃないでしょ?弱い人が、気持ちいいからって麻薬に頼るのとおんなじで、ただの甘えになっちゃうでしょ?成長するどころか、どんどんダメになっていっちゃうでしょ?」

★★★★

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