「一緒にいたい人」  狗飼 恭子

「痛がるなんて損だよ」
「痛くない恋なんて、する意味がないじゃない」

猫アレルギーの初美と、付き合って2年目になる彼・ユキオ。
彼の家には愛猫の「みりん」がいる。

そして三角関係を予想させる、彼の従姉妹「ミリ」の登場。

狗飼さんの本の中でも、いちばん好きな1冊。

何気なく書かれている言葉が、すごく心に染みる。
恋の痛みとか、ちょっとした心移りとか、忘れられない想いとか、
その全部を肯定してくれる。

リミットは確実に近づいてくる。私は、最後の最後の瞬間まで、できる限り一生懸命彼を愛そうと思う。私自身のために、心の底から。

結婚したいとか、そういうんじゃない。ただ、できる限りくっついていられる位置にいたい。二人で。二人きりで。

もうこのあとの私の人生、何も良いことがなくても大丈夫って、思ったわ。

永遠に変わらない想いなんて、あり得ないのならば。もうすこしだけ。お願い、このままで。

★★★★★

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