「整形美女」  姫野 カオルコ

初めて読む姫野さんの本。
独特の論理主義を持った作品を書いていると聞いていたけれど、読んでみて頷けました。
今回は「美容整形」について書かれていました。縁遠いような身近なような美容整形。
女性なら誰しも「美しくなりたい」と思ったことはあるはずです。でも 「美しい」って、そもそもどういうこと?そんな問いかけもテーマの1つとしてあった気がします。

美しさっていうのは、周りの人が評価することで認められがちです。
ここでいう美しさは、見た目の造形の良さのこと。美しいと注目を集めるけれど、それが必ずしも恋愛対象に繋がらないっていうのは不思議なようで、不思議でもないのかもしれない。
美しいと敬遠してしまうっていう心理が働くのは仕方のないことだとしても、結局は見た目じゃなくて直感で人の恋愛感情は動くものだろうし。それに、美しい女性=好みの女性、ではないしね。

美しいこと、幸せ、恋愛、その3つはきっと結びついているって私はどこかで思ってた。
でも実際はそんなことないのかもしれないね。それでも好きな人がいると “可愛くなりたい” って思ってしまうのは、本能なのかな。
きっと、美しい人に対して敬遠しちゃう男の人の気持ちと同じようなものなのかもしれないね。
愛されたいのなら、見た目だけを取り繕っても駄目だし、幸せになりたいのなら、内面を見つめることがその近道なのかもしれない。

★★★☆

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