「15のわけあり小説」  ジェフリー・アーチャー

宝石商から18カラットのダイヤの指輪をまんまとせしめる「きみに首ったけ」。
大胆な保険金詐欺を企む「ハイ・ヒール」。信号待ちをしている間に恋に落ちる「カーストを捨てて」など15の短編を収録。
思わず「やられた! 」と叫びたくなる、驚きのエンディング。
くすっと笑い、鮮やかに騙され、ホロリと涙する――。

職場の人から「すごくおもしろかったよ!」と貸してもらった1冊です。

自分からは滅多に翻訳ものを手にしないので、こういう機会はありがたいです。実際、読んでみたらすごくおもしろかったです。
著者はイギリスの一代貴族で、議員を務めたこともあるベストセラー作家とのこと。

機知に飛んだ、思わずふふふと笑ってしまうようなオチが楽しいショートショートでした。
海外の物語だけあって、あとがきで解説が書かれていてもいまいちよくわからない、というものもあるんですが、前半が特に面白かったです。

一番好きなのは、「ブラインド・デート」。
このオチにはやられました。絶妙に私の心のツボを刺激しますね。

その国の文化とか世界観とか全然わからないながらも海外の空気を作中から感じて、新鮮な気持ちになりました。初めて読む著者でいろいろ調べてみたらこの人の経歴もおもしろくて、俄然他の作品にも興味が湧きました。

ショートショートは普段あまり読まないんですが、久々に読むショートショートもいいものですね。

本が好きで、って話をするようになったら本を貸してくれる人が増えて、最近それがすごくうれしい。こんな楽しみ方もできるなんて、読書は奥が深い。

★★★★

follow us in feedly

Pocket

トラックバックURL

トラックバック一覧


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。