「アリソン〈2〉 真昼の夜の夢」 時雨沢 恵一

ヴィルの冬期研修旅行を聞きつけたアリソンは、とある計画を立てます。
ところが、計画狂って二人は怪しい村に閉じ込められてしまいました。
実は、その村はただの村ではなかったのでした。前回お馴染みベネディクトが再び活躍します。

面白かったです、すごく。
前回で物語は完結していたのに、「Ⅱ」なんて一体どんな展開になるんだろうと楽しみにしていたけれど、楽しみにしていただけありました。
ヴィル、アリソンは言うまでもなく好きだけど、ベネディクトさんもだいぶ好きになりました。何気に最後にはフィオナさんと約束事までしているし、ちゃっかり者感は否めないけど、かなり好感。
友人も登場回数少ないくせに面白いし、たくさん笑わせてもらいました。
決して薄い本ではないのに、あっと言う間に読み終われちゃう。
あとがき・作者近影もいつもにも増して楽しかったような気がするし。

ヴィルはあんなにも冷静で頭もいいのに、どうしてああも鈍感なんだろう。
その分、隣でやきもきする可愛いアリソンが見れるからいいのだけど。
アリソン、ほんと可愛いなぁ。扉絵の二人の寝顔も最上級に可愛いし。
物語はテンポ良く進んでいってるけども、王女様の話はよくよく考えてみれば結構重い。王女様の取った行動と想いの深さは、勝るものなく王家に相応しいものだったように思います。
読み終わってから序章を読むと全て理解できるのは前回と同様。
今ではすっかりアリソンファンです。

★★★★☆

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