「オリエント急行の殺人」 アガサ・クリスティー

本来ならすいてる冬のオリエント急行は、世界各国からの乗客でいっぱいだった。
突然の積雪で列車が立ち往生する中、ある奇妙な殺人事件が起こった。
乗り合わせていたポアロは事件解決に乗り出すが、全員にはアリバイが・・・。

アガサ・クリスティーの代表作の1つ。
本のタイトルは誰でも耳にしたことがあるんじゃないかというくらい有名で、映画化もされています。読んで改めてその人気のわけを知った気がします。
本当に名作でした。
ラストがすごく大好きです。
あとがきを読んで驚いたのが、この作品がミステリーとして素晴らしいだけでなく、社会に対するメッセージ性を強く持っていたことでした。

作中にあった "リンドバーグ事件" は実際にアメリカで1932年におきた誘拐殺人事件で、わずか1歳8ヶ月の男の子が殺されました。
犯人に対する憤りと、被害者を愛する人たちを想った切なる願いが作品に表れていたと思います。
ムシュー・ブークをはじめとする登場人物も魅力的でした。
ポアロが新事実を1つ1つ発見するたびに、ムシュー・ブークと一緒になって驚いてました。
二人のやり取りも面白かったです。
繰り返しになるけれど、本当に名作だと思います。

★★★★☆

follow us in feedly

Pocket

トラックバックURL

トラックバック一覧


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。