「それでも僕は夢を見る」  水野 敬也 鉄拳

200万部超えのベストセラー「夢をかなえるゾウ」の水野敬也と
動画サイトで300万回以上の再生数を誇ったパラパラ漫画「振り子」やNHK朝ドラ「あまちゃん」のアニメーションの作者鉄拳がタッグを組んだ。

生きていれば、いいことばかりではありません。つらいことも、挫折することも、あきらめなければいけないことも出てくるでしょう。
でも、それでも、大切にしないといけないことが一つだけあります。
それは一体なんなのか? この本には、その答えが書かれています。

かつては夢を追いかけた1人の青年の物語。
夢は、いつでも叶わなかった。
それでも夢は、いつも自分の中にあった。
鉄拳さんのイラストと水野さんの言葉の見事なまでのコラボレーションです。

すぐに読めるから、と職場の人に貸してもらった1冊です。
人間味溢れるイラストは絶妙な瞬間を切り取っていて、眺めるだけで温かく心に染み入りました。
小さい頃に描いていたたくさんの夢は、大人になるにつれて段々見れなくなってくる。それでも私たちは生きなければいけない。
そうして生き抜いた人生の最期で、私たちは一体何を思うのだろうか。この問いかけは、年齢を重ねる程に重みを持って胸に響くんじゃないでしょうか。

私もまた、自分が存在したという形を何1つ残せず、この世界から消えていくのが怖いです。
それは子どもであれ、仕事の業績であれ、何でも構わない。「何かを未来に繋ぎたい」というのは半ば本能として備わっているようにすら感じます。

それはさておき、無くして初めてわかる輝きというのは、若さにせよ、健康にせよ、「生きる」ということにせよ、たくさんあるはず。
ちょっと襟を正して歩きたくなるような、そんな1冊でした。

★★★☆

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