「絹の変容」 篠田 節子

すべては、美しい虹色の絹織物との出会いから始まった。

篠田さんのデビュー作です。

まさか、こんな内容だったとは、という感じです。

読んでいて背筋のぞわぞわが止まりませんでした。
何故なら、ただでさえ昆虫類が苦手な私なのに、この本には15cm級の蚕が大量に出てくるから。それも、肉食の蚕。
想像したくないのに、映像が勝手に思い浮かびます。

読み終わってから、あんなに怖い思いをするなら途中で読むのを止めればよかった、と思ったのですが、読んでいる最中は目を離せませんでした。
思い出しても鳥肌が立ちます。
盛り上げておいてラストが尻すぼみになったのが残念。

土産物屋の老女の言葉が、最後に思い出されました。
どんなに美しくとも、手を出しちゃいけないものもある。

★★★

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