「佐賀のがばいばあちゃん」 島田 洋七

「がばい」とは、すごいという意味。
貧乏のあまり祖母に預けられ佐賀で暮らした著者の8年間の物語。


機知に富み、ユーモア溢れるがばいばあちゃん。
逞しく、明るく、温かく、まるで太陽のような人。
舞台は昭和33年頃。
映画「ALWAYS3丁目の夕日」と同じですね。

まえがきで、今は不景気といわれているけど、昔だって厳しい時代はあった。変わってしまったのは人間の方だ、ということが書かれていますが、確かにそうなのかもしれない。
これはいわゆる「古き良き時代」のお話。
美化されてる部分もあるとは思いますが、実話がベース。
人と人との距離感がまるで違いますよね、現代と。

がばいばあちゃんももちろん素敵だけど、彼女たちを取り巻く環境もいい。
いつの時代も、困難を乗り切るのに必要なのは、明るさと思いやりなのかなと思わされました。

人間は死ぬまで夢をもて!その夢が叶わなくても、しょせん夢だから。  (p234)

★★★

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