「アルケミスト 夢を旅した少年」  パウロ・コエーリョ

羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。
そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて―。
「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」

少年は錬金術師の導きと、さまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んでいく。
世界中の人々の人生に大きな影響を与えてきた夢と勇気の物語。

絵本のようでいて、とても深い

もともと気になっていたこの本、Kindleでセールになっていたので買ってみました。
ある雑誌の特集によれば、この本の著者であるパウロ・コエーリョは世界中で最も多くの人々に読まれている50人の作家の1人にあげられているそう。

物語は、羊使いのサンチャゴが、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指すというもので、全世界で1000万部の大ベストセラーです。

読み心地としては、「星の王子様」に非常に近いものを感じます。
目に見えない世界の神秘に触れられます。
日本に住んでいる私としては、砂漠やオアシスをはじめ、舞台がどこか幻想的に感じるし、錬金術師なんてまったくもって別世界のお話みたい。
それでいて発信されてるメッセージは、深く心に響きます。最後の方はすこし、泣きたくなるくらい。

“「傷つくのを恐ることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。
夢を追求している時は、心は決して傷つかない。
それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ。」“ (No.1659)

夢を追いかけるすべての人に贈りたいし、これは、繰り返し読んでいきたいタイプの本です。
文化が違っても、こんな風に国を越えて人々の心に届く本があるということは、ものすごいことですよね。

紙の本もいいけれど、これはKindleで買ってよかったかも。
マーカーがいっぱい。いつでも手のひらの中で勇気をくれる言葉を呼び出せます。

“私たちが良くなるか悪くなるかによって、私たちの住む世界は良くも悪くもなります。
そして、そこで愛の力が役立つのです。なぜなら、私たちは愛する時、もっと良くなろうと必ず努力するからです。“ (No.1935)

★★★★

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