「天国からの電話」 ミッチ・アルボム

偉大な奇跡か? たちの悪いいたずらか? ミシガン湖畔の小さな町に、かかってきた電話は、なんと死者による天国からのメッセージだった……。
ある金曜日の朝、ミシガン湖畔の小さな町・コールドウォーターで、次々と電話が鳴りだした。それは、死んだはずの人が天国からかけてきたという。

現在Amazonで「ア行の著者」ベストセラー1位、らしいです。

著者らしく、キリスト教色の強い1冊でした。
信仰が根付いた世界観に、「ああ舞台は外国なんだなぁ」としみじみ感じ入りました。

ある日かかってきた電話を出たら、かつて亡くなった自分の大事な人だった・・・!なんて、衝撃的ですよね。
寿命で亡くなった場合はまだしも、そうでなければ後悔は残るかもしれない。あの時ああいう言葉をかけてあげれたら、あんなことしなければ、と。
それでも人は皆亡くなるし、生き返ることはない。という共通の認識をひっくり返すような出来ごとがあったら、動揺するどころじゃないし、大切な人ともしかしたらまた話ができるかも・・・となれば、飛びついてしまいたくなるのもわかるかもしれない。

死者が蘇る物語は、感動ものかホラー。と相場が決まっているかと思いきや、意外とそうでもないんですね。
今回は世界に入り込めなくて残念でしたが、きっとまた著者の本は手にすることと思います。

”「我流を無理やり貫き通そうとするとき、人は自分にそういい聞かせて正当化するものなのかもしれないわね」” (p279)

★★☆

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