「初ものがたり」 宮部 みゆき

江戸の四季を彩る「初もの」が絡む捕物帖。
丑三ツ刻まで店を出してる謎の稲荷寿司屋や、霊力を持つと言われる10歳に満たない拝み屋など、人情と個性溢れる登場人物が登場します。
ミステリーとしても、時代小説としても楽しめますが、ちょくちょく登場する食べものにお腹を鳴らしながら読みました。

・ほんのり甘みのある稲荷寿司に赤味噌で作った蕪汁
・5月の鰹
・次郎柿で作った柿羊羹
・塩漬けにした桜の花びらが浮かぶ桜湯
・熱い番茶と小さな桜餅
どれもこれも、その季節になったら絶対食べようと心に決めました。

最後まで謎だった稲荷寿司屋の親父と梶屋の旦那を繋ぐのは、「女」な気がするな。梶屋の妹で稲荷寿司屋の妻、あるいは生みの親の母親つながり?
など、いろいろと想像を巡らせるのも楽しいですね。

★★★★

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