「初めての人のための資産運用ガイド」 内藤 忍

10万円・100万円・500万円・1000万円
金額別でわかりやすい資産運用ガイドブック。
初心者にぴったりのインデックス運用、
少ない資産でも着実なリターンが見込める国内不動産、
たのしみながら運用できるワイン投資、
余裕のある人におすすめの海外不動産…etc.

投資は怖い、というイメージの1歩先にあるもの

家計簿をつけるようになって、銀行の利息の少なさに驚いて自分の資産について考えるようになりました。
「銀行に預けておけば利息は少なくても資産が減ることはないだろう」と思っていたら、インフラなどの様々な要因で額面は変わらなくても資産価値が目減りしてしまう、ということに意識がいくようにもなりました。
加えて、自分の関心が高まったことで目に留まるようになった意味がよくわからない単語(「アセットアロケーション」とか、「REIT」とか)についても理解したいと思うようになって、この本を手に取りました。

基本的には紙の本が好きな私ですが、こういうデータを頭に入れたい、情報を知りたい、といったものについては、電子書籍が便利ですね。売り切れもないし、紙の書籍よりも安いし。

さて、内容は初心者にやさしい「投資」「資産運用」について。
ここでは「投資をする人は、世の中をよくするために必要なお金を提供する「金融のサポーター」といえる」と書かれています。
生活防衛資金はもちろん残すべきだと思いますが、銀行にお金を眠らせてるよりも、自分が選んだところにお金預ける方がお金が生きる気がします。

本書では「資産10万円の人の運用」から「資産1000万円の人の運用」まで、資産が大きくなればなる程、投資の選択肢も増えるよという実例とともに紹介しています。
その中で特に重要だと述べられているのが、アセットアロケーション(資産配分)についてでした。
「どの株を」「いつ買うか」よりも重要なことが、「どんな資産をどんな割合で持つかを決める」ことのようです。
その資産というのが、「日本株式」「日本債権」「外国株式」「外国債券」「流動性資産(MRFなどいつでも現金化できる資産)」「その他の資産(不動産など)」の6つに大きくわけることができるよう。
これらをどんな割合で持っていくかを考えるのが「アセットアロケーション」でした。

その人の年齢や資産など様々な要因に合わせて自分のアセットロケーションを作ることで、日本株の大暴落!なんて出来ごとがあっても資産を分散させることでリスクを軽くすることができる。
本書を読んで自分なりのアセットアロケーションを考えてみたのですが、頭がショートしました。うーん・・・目指すのは「楽しい投資」ではなく「結果の出る投資」と本書にも書かれているように、全然楽しくなくて。株を選ぶときのようなわくわく感がないのですが、もっと知識がつけばまた必要性を身に染みて感じたりするかもしれません。
資産もそんなにないし・・・しばらくは頭の片隅に置いておいて、資産形成については投資信託で当面様子をみます。
自由度は低いけど、低額から資産を分散しながら資産形成ができる投資信託は非常にありがたい存在です。

資産運用についての大きな枠組みを丁寧に解説してくれることで、全体像が見えてきたのが非常によかったです。
お金を運用すること、稼ぐこと、貯めること、どれもそうですが、それ自体が目的なのではなく、お金は自分がやりたいこと、実現したいことを現実化するためのツールです。これからも知識を身につけて自分に合った運用方法を考えていきたいと思います。

★★★★

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