「憂鬱でなければ、仕事じゃない」 見城 徹  藤田 晋

とてつもないビジネスマンの聖書が誕生した
小さなことにくよくよしないで、大きな仕事ができるわけがない!
何が大切で、何が無駄か? 見城徹+藤田晋の魂が紡いだ、あなたの臓腑をえぐる35の言葉。

仕事に行くのが憂鬱だ、という方へ

インパクトのある表紙が1度見たら忘れられず、ずっと頭の片隅に残っていた本でした。
やっと読めた、幻冬舎代表取締役社長の見城徹さんと、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋さんの共著。

思わず月曜日に手に取りたくなるようなタイトルですよね。

ベンチャー企業とか、いわゆる成功者と呼ばれる人たちって「仕事って楽しい!」「前向きにガンガン突き進め」みたいなイメージでしたが、冷静に考えれば楽しいだけじゃないですよね。
ただ、タイトルが意味してるのは「仕事はつまらないな、憂鬱だな」というのとはまるで真逆です。

憂鬱だと思うのは、新たなステージに挑戦するから。
同じことを繰り返しているだけだったり、仕事を真剣に考えてなければ生まれない感情だと気付きます。
つまり何も考えずに仕事に行っている人は、憂鬱にすらなりようがない。

本書は見城さんの一言に対し、それぞれがミニコラムを書いている形式です。全体を通して見城さんの細やかな視点と徹底したマナー遵守、極端なまでの努力に圧倒されました。
第3章までは共感するところが多かったものの、第4章以降はまだまだ未踏の境地です。どれもこれもカッコイイんですが、「「京味」に行けなくなったら仕事はやめる」」というコラムが漢気溢れていて特に好きでした。心に一番響いたのは、「苦境こそ覚悟を決める一番のチャンス」のコラム。

どの一言も尖っていて突き抜けています。
ずっと戦ってきた二人だからこそ書けるコラムも読んでいるだけで胸が熱くなります。
一見、見城さんの強いメッセージばかり際立つようですが、この本は藤田さんなしには完成しなかったでしょうし、お二人の信頼関係が伝わってきます。
藤田さんのメッセージで一番心に残っているのは、「先が見えず不安で憂鬱な日々を乗り越えて前に進む人にだけ、新しい価値ある何かを生み出すことができるのです」という言葉。

強いパワーをもらえる1冊でした。

悩むことは、もとより憂鬱である。そして、おのずと限界がある。それを越えるためには、「暗闇の中でジャンプ」するしかない。

暗闇の中でジャンプするのは、とても怖いことだ。自分が今立っているのは、切り立った崖の端かもしれない。しかし、未知のステージや世界に飛び込むからこそ、前進がある。人生とは暗闇の中のジャンプの連続なのだ。 (p91)

★★★★

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