「ひとり日和」 青山 七恵

芥川賞受賞作。
序盤の「蛍光灯のひもをひくと、コッコン、と音がして白い光が部屋に広がる」とか、描写がところどころリアルで引きこまれたり、なんだか懐かしい気持ちになったりしました。
そしてふと、祖母と過ごした時間を思い出しました。

主人公への思い入れは特にないものの、独特のゆるやかな空気や淡々と進む物語は好きかもしれない。
特にラストの軽やかなところは、読んでいて気持ちがすっと軽くなりました。中盤は一部ギスギス、チクチクしてるけど、これは最後まで読むべき。
こういう年代もあったなあ。

著者の他の作品も読んでみようと思いました。

「世界に外も中もないのよ。この世は1つしかないでしょ」  (p162)

★★★

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