「ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常」 三上 延

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。
まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき―。


期待しすぎかな、と思いつつも読んだ2巻もとてもよかったです。
この小説が持つ苦味が、すごくクセになります。
謎が解き明かされても単純に爽快なわけではなく、胸の内がざわざわする感じ。どこか、「知りたくないけど知りたい」という感覚が快感です。
今回の個人的な感動ポイントは、第二話でした。
思わずほろり。人間ドラマは大好きです。

ラストがいいのは、前巻と変わらず。もちろんここも見どころの1つ。
栞子さんは・・・男性から見たら相当かわいく映るんじゃないでしょうか。著者の好みの反映というか、狙っているというか、そんな感じもしますが、私は好きです。
聡明でいて、時にゆでだこのように真っ赤になる女性って、なんて愛らしいんでしょう。

本筋だけじゃなく、本にまつわるウンチクもとても楽しく読んでます。
これから先も、栞子さんと大輔を見守っていきたい。そんな気持ちにさせられます。

★★★★☆

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