「謎解きはディナーのあとで 2」 東川 篤哉

令嬢刑事麗子と風祭警部の前に立ちはだかる事件の数々。
「二人の仲は、ひょっとして進展するのでは?」
「風祭警部は、活躍できるのか?」

読みどころ満載な上に、ラストにはとんでもない展開が待っていた!?


本屋大賞に釣られて1巻目を読んだときに、2巻目を読むことはないだろうと思っていたのですが縁あって読了。
2巻目の方がずっとおもしろかったです。
思い返せば、1巻目は本屋大賞ということもあって、かなり期待してハードル高めで読んでいた気がします。

本書の何が面白いって、やはり執事とお嬢様の掛け合い。
執事景山の人をおちょくってるとしか思えない態度と、紳士なところや時たま見せる困惑顔とのギャップがたまらない。
風祭の見事な空回りっぷりも、見ていて痛快。
とにかく、キャラがいいですよね。

この小説を好きになれるかどうかは、キャラが好きになれるかどうかにかかっているのかもしれません。
というのも、ミステリーとしては相変わらずいまいちだから。
あまり現実的じゃなくしっくりこないものが多いから、謎が解けてもモヤモヤが消えない。それがすごく残念。

それでも、笑いのツボを上手に刺激してくれるので笑いっぱなしで、すごく楽しめた1冊でした。

「失礼ながら、お嬢様」影山は麗子の目をまっすぐに見据えて、「お嬢様は冗談をおっしゃっているのでございますか」と真面目な質問。
そして影山はキョトンとする麗子に対して、かしこまった口調で言い放った。
「もしそうだとすれば『ウケる~』でございます」   (p90)

★★★★

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