「東京の副知事になってみたら」 猪瀬 直樹

作家でもある東京都の猪俣副知事が書いた本。
副知事が取り組んだこと・見てきたものを詰め込んでます。
とても興味深かったです。
日本のいいところ、東京の強みを再発見できます。

私たちが当たり前に水道から飲んでいる水だけど、水道の水がそのまま飲めるのは全国でたった11ヶ国しかない。
水道管理システム、すなわち水ビジネスは世界に十分通用する武器になるということ。
それから、環境のこと。
お台場のゴミの埋め立て地を植林で埋め尽くす「海の森」の構想が進められているということ。
海からの風は森を通り抜けて、オフィス街にそそぎ込むなんて、素敵。

環境問題はこれからの時代避けて通れない重要なテーマだと思います。
こんな取り組みが行なわれているなんて、知らなかった。
他にも高速道路無料化の取り組みや、ケア付き賃貸住宅など興味のある内容が盛りだくさんでした。
こういう風に発信してくれる人がいることで、行政が身近に感じられて嬉しいです。

中でも、戦略は入口だけでなく出口戦略まで繋がってなくてはならない。
客観的なデータをしっかり提示する。
何事もまずは疑ってかかるという副知事の姿勢がとても好きでした。

“首都公務員”である東京都の職員に求められるのは、100点満点ではなく120点満点の目標だ。地方公務員として東京のためにただ一生懸命はたらくだけはでなく、プラス20点分は国民のため、日本全体のために働いてもらいたい。   (p103)

★★★★

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