「遠い海から来たCOO」 景山 民夫

夏が、海が恋しくなって手に取った本です。
舞台はフィジー諸島のパゴパゴ島。
いつも上空に風が吹き抜けている、海に囲まれた場所。
小説には、6000万年以上も昔に死に絶えたはずのプレシオザウルスの赤ちゃんが登場します。
それから、イルカのブルーとホワイトチップ。
ゴールデンレトリバーのクストー。

12歳の洋助が暮らすフィジーの海での生活もわくわくしたし、
海洋生物学者の父・徹郎の話も興味深かったです。
鯨が、仲間同士でけっして争わない動物だって初めて知りました。

地上から海に戻るに当たって、鯨の祖先は争いの感情を全部地上に捨てて海に戻ったのかも・・・なんて、ファンタジックですね。
便利なもので溢れた世界も楽ちんだけど、自然と溶け合うように生きれたらいいな。
これ以上絶滅動物を増やしたくない。
人間が地球の支配者でも、生物全体の中心的存在でもないという認識を大切にしていきたい。読み終わって、改めてそう思えました。

★★★★

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