「自分らしい人生を創るために大切なこと」 経沢香保子

26歳で、ゼロから創業。
2012年10月、当時女性最年少社長として東証マザーズ上場。

この本で著者が伝えたいことは、
「誰しも、自分の人生は、自分の理想のように創り出すことができる」
ということ。
すべてを手に入れたいと望む女性に、そのスタイルを1つの考え方として提案しています。

発信してくれる人がいることで、勇気をもらえる人がいる。

一歩先をいく女性の先輩として、諦めずに自分の人生を歩むということについて真摯に語り掛けてくれる1冊です。
とても心を揺さぶる、まさに新年度のスタートの時期に読めてよかったです。
冒頭から心に染み込むのが、次の言葉。

いま、40代を目前にして実感しました。

自分らしい生き方の目標設定をして、丁寧に毎日を歩むこと。
誠実に周囲と信頼関係をつくり続け、自らの環境を整えること。
明るく前向きな心で過ごし、美しく生きること。

それこそが、自分の人生を創ることであり、その毎日が、幸せなのだと。

書かれていることの1つ1つがとても胸に響いて、読み終わってすぐに最初から読み返したくらい。
きっとこの先も何度も読み返すことになりそうです。

注目すべきは、綴られているのが単なる精神論ではないところ。
熱い想いを持っていれば女性も社会で頑張れる!みたいな話じゃなくて、自分の体や心の管理の仕方、苦しい時の乗り越え方、持続可能なモチベーション維持の方法など、どれも具体的に書かれているので即実的です。
若い頃は気力と愛嬌でなんとかなることも、意識して工夫をしていかないと乗り越えられないことが増えてきますしね。体力もしかり。自分で意識して体を動かす機会を作らないと、衰えるばかりですね。

難しい局面に直面するとぐるぐる思考を彷徨わせてしまいがちですが、物事をシンプルに考える著者のスタイルがすごく好きです。

問題のほとんどは、次の3つのうちのどれか。①すぐに解決できること、②代替可能な選択肢があること、③学びになること。①と②はそれほど大きな問題ではないし、③は宝のような経験になるとわかっていれば、クリアできるはずです。

というのも、大好きな一文です。

苦しい時こそ、成長のとき、学びのとき。
わかっていても、渦中にいるときはしんどい。
でも、必ず乗り越えられると自分を鼓舞したいとき、この本はすごく勇気をくれます。
女性として社会で生き抜く誇りを感じさせてくれる1冊でもあり、おすすめです。

難問を解くのは苦しいですが、それを解いたときほど、達成感を感じられて、人が自信を得て成長できる瞬間はありません。苦しいなかで見つけた答えやヒントになった鍵は、本質的なものであることが多く、のちの仕事の肥やしや人生の哲学となるのです。 (p161)

★★★★★

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