「冒険に出よう」 安藤美冬

安藤美冬32歳。
やりたいことが見つからない。数字ではかれる実績もない。
日本不況の真っ只中、30歳で会社を飛び出した私は、
ソーシャルメディアでの発信を駆使し、
「あなたと一緒に仕事をしたい」と思わせることで、自分の仕事をつくっています。

『情熱大陸』『ニッポンのジレンマ』『NHKスペシャル』他、各メディアで話題の著者安藤美冬の処女作。

自分の道は、歩いてはじめて道になる


再読です。
基本的に読んだ本を手元に残すことは少ないです。なぜなら、あまり再読しないから。
逆を言えば、再読したい本だけ手元に置いていて、この本もそんな1冊です。
のびのびとしたポジティブさに、読むたびに気持ちが洗われます。

この本は、厳しいと言われる時代を自分らしく、自由に生き抜くための、安藤美冬の「サバイバル・マニュアル」です。

スペシャリストを目指さず、かといってジェネラリストともちょっと違う、あくまで自分の軸を主軸に働く。
これはある意味、今の時代に登場した新しい働き方かもしれませんね。特別な才能がある人、特別な地位がある人については、きっとそんな生き方をしていた人もいたでしょう。
これが新しい働き方として台頭してきたのは、あくまで一般の人たちがSNSというツールを得て、そんな働き方を選べる時代になってきたから。
ネガティブに考えればきりがないですが、新しいこの働き方に、わくわくします。

目次を見ても本書のおもしろさが垣間見れます。
1 一歩外へ踏み出す
2 自分の可能性を広げる
3 自分メディアの編集長になる
4 人との出会いが自分をつくる
5 自分らしく働く 

とくに好きなのは、第2章。
【挑戦の分母を増やす】とか

「できない理由」で頭をいっぱいにするくらいなら、挑戦の分母を増やしていきましょう。たった1度きりの失敗で何かを結論づけてしまうのはあまりにもったいない。中長期的な視点を持って、何度も何度も挑戦を重ねていくことです

【週末ひとり合宿をする】とか

おすすめなのは、仕事帰りの金曜夜から日曜までの2泊3日の時間を過ごすこと。翌週から新鮮な気持ちで仕事にとりかかれます。まとまった時間をひとりきりで過ごすことで、「こうなりたい」という「目的地の自分」に対して、「今はこのレベル」という「現在地の自分」を知ることができ、さらに前へ進む糸口をつかむことができます


明るく前に進むための、ちいさなヒントが散りばめられています。

当時32歳の著者によって書かれた、海図のような1冊でした。

いずれにも言えることは、自分が日々得ている情報やつながりの中で「なんとなく」を排除すること。そして、「今の自分にとって本当に必要かどうか」という視点で定期的に再確認し、取捨選択をしていくことです。 (p173)

★★★★

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