「道のむこう」 ベルンハルト・M.シュミッド

私の夢にはいつも、開けた道が出てくる。
写真を撮る瞬間、私は道そのものよりむしろ、新しい場所や、風景、都市の景観、これから出会う人々や友人、未知の冒険の気配をそこに感じている。

世界中の道を写し撮った写真集。

爽快感すら感じる、大好きな写真集です。


森絵都さんの「異国のおじさんを伴う」という小説の中でこの本のことが取り上げられていて、絶対に買おうと決めていました。

中身は、世界中の道の写真。
真っ直ぐな道もあれば、くねくねの道も、ギザギザの道もある。
どれも共通しているのは、写真に写っていない部分にも道は繋がっているということ。

花が咲き誇る道、青々とした緑の山道など、これほどたくさんの道を見たのは初めて。不思議なことにページを捲っていくと自分もその道の先まで飛んでいけそうな気分になってきます。
なんて言うんでしょうか。まったく違う道でありながら、すべてが道の写真であることから、どこか世界中が繋がっているかのような錯覚に陥り、眺めるだけでなんだか前に、前に進んでいるような気持ちになります。写真集でこんな風に感じるのは、正直初めてです。

中身はこんな感じ。素敵すぎる…

基本的には写真のみなんですが、たまにメッセージも書かれています。

「道は自分で作るもの
We leave a lasting impression everywhere we go.」
「毎朝が新たな旅立ち
Every new day dawns with a vista of fresh opportunities.」

とか、ね。

これは、大切な人へ贈りたくなるし、新たな門出への贈り物にぴったりな気もします。
いい本と出会えました。作中でこの写真集について触れてくれた森さんには、とても感謝してます。

「異国のおじさんを伴う」 森絵都


★★★★★

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「道のむこう」 ベルンハルト・M.シュミッド” への2件のコメント

  1. yocoさん、こんにちは!

    ひゃ~素敵な写真集ですねぇ、
    ちらっと載せて頂いた写真だけでも、この道の先に何があるのか?と
    知りたくて、行ってみたくてたまらなくなります*^^*
    欲しいな、欲しいな…
    今ネット書店で探してみたんですが、新品はどこも取扱いなし。。。(ノ_・。)

    私も写真集って好きです。
    と言っても好んで持っているのは、鳥居だとか廃墟だとかですけれど(笑)
    以前友人にプレゼントした『フィンランド・森の精霊と旅をする』という写真集がありますが、
    これまたすごく素敵で、きっとyocoさんもお好きじゃないかな?と思います~♪
    機会がありましたら、是非一度手に取ってみてください!

  2. nanacoさん、こんにちは~^^
    そうなんです、ものすごく素敵なんですよー!
    こんなにもいろんな道が世界中にはあるのかって、わくわくしっぱしでした。
    私も購入したのは中古だったんですが、今は製造されてないんですね;;
    プレゼントに買おうとしていた矢先だったのでショック。。

    ですが、この作品はシリーズ化していて、この後「道のつづき」「道のかなた」と続いて、今第4弾の「新たなる道へ」というのが販売中です。
    私もプレゼント用にはそちらを買おうと思います(*´▽`*)

    廃墟とか鳥居もいいですね。笑
    『フィンランド・森の精霊と旅をする』も調べてみたらすごくよさそう・・・!!
    写真集とか絵本とか、眺めてるだけで癒されるもの、元気になれるものっていいですよねぇ。そんな写真をいつか自分でも撮れるようになりたいものです^^

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