「死神」 篠田 節子

福祉事務所に勤めるケースワーカー、彼らが担当する様々なケースたち。
虐待、家庭問題、アル中、浮浪者etc・・・
単語を見ると、新聞で目にすることだって珍しくない。
けれどそれらにはみんな、個別の背景があって。
「社会的弱者」が、必ずしも弱いわけじゃないし、ケースワーカーだってそんなに強くない。
.
登場人物が、「人間」っていう同一線上で描かれている。
実習で生活保護世帯の人たちと接するようになってから見えてきた世界が、この小説からも少し垣間見れた気がします。
それが単に綴られてるのではなく、フィクション小説として織り上げられてる。素敵な織物のような小説でした。

★★★

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