「野心のすすめ」 林 真理子

「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」
――無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、
やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。
中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、
なぜ強い野心を持つ人間になったのか。


“高望み”で人生は変わる。
野心家・林真理子の人生論。
至極正論ごもっとも。それでいて、ちょっと口に出しにくい。
そんなことがずばっと書かれているのがこのエッセイです。

林さんの哲学というエッセンスも加わって、スパイシーながら読み応えのある一冊でした。
野心を持つこと、は夢を見ること似ている気がします。
それでいて両者には絶対的な違いがあって、それが行動力や努力ではないでしょうか。夢を見るだけなら、必要なのは妄想力だけ。
謙虚さのない野心は下品。
努力の伴わない野心は惨め。
ああそのとおりだなあと思いました。

野心のある人はギラギラしていて、ちょっと自意識高いんじゃないの?自己顕示欲ありすぎじゃない?と叩かれたりする。
それでいて、一流の人は大抵野心がある。
叩かれる人とそうでない人の違いは・・・
本書に書かれているように、努力と謙虚さなのかもしれませんね。

よくばりな人は大変かもしれない。
あれもこれもと尽きることない欲求が体を満たして。
それでも、よくばりながら努力をすることでたくさんのものを手にできる。
自分を信じて自分を誇れる、という最高のご褒美が待っている。
そんな生き方が素敵だと思います。

人生のリセットは何度でもできるんです。でも、自分でないとできない。  (P84)

背伸びしないと成長できないときもあると思うんです。無理だと思ってもやる。「自分の実力だとこれくらいの仕事量で、これくらいのスケジュールだ」と枠を決めてやると、絶対に、いまの自分以上には成長できない。  (p115)

★★★★☆

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