「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」 水野 敬也

「夢を追い始めるとき、最大の障害になるものは何か?」

この問題についてずっと考えてきました。そして、周囲の人たちを見ても、自分自身の経験からも、それは間違いなく
「お金」だと思います。
もしお金が十分にあったら、人は一番やりたいことをするはずです。
しかし、私たちは明日を生きていかなければなりません。将来のことも考えなければなりません。養うべき人がいるとこの問題はさらに大きくなります。こうして多くの人が、お金に対する不安を解消できぬまま、やりたいことを――夢をあきらめていくのです。

夢をかなえようとする人は、「お金」とどう向き合っていけばいいのでしょうか?
この問題に一つの解答を示したのが本書です。


まるで漫画を読むように、すらすらサクサク読めました。
売れないお笑い芸人の成長物語です。

軽いタッチでありながら、自分のことを振り返って目頭が熱くなる場面もありました。
重くないのが、この本のとてもいいところだと思います。
大切なことを伝えようとすると、説教臭くなったり、熱くなりすぎたりするのが人の常だと思うし、聞く方からするとそれは時に面倒臭く感じるから。
世界中の偉人の逸話が出てくるのも楽しかったですね。

自分の友達のように彼らを紹介するガネーシャ。
相変わらずの胡散臭さが魅力ですらあります。
結局のところ、「人によく見られたいなんて思いは捨てて、やりたいことをやりなさい。そこには何一つ無駄なんてないのだから」というのが、この本の伝えたかったところなのではないかと思います。

せやからな、失敗したことや、恥ずかしいこと、みじめな状況ちゅうのはできるだけ人に話して笑いにしてったらええねん。
そしたら人目を恐れずに色んなことに挑戦できるし、自由に生きることができるんやで。  (p171)

何かを手に入れるということは、何かを手放すということです。そして何かを手放す覚悟のない人が――成功することはありません。   (p224)

大事なのはたくさんの人に見られることじゃない。 たくさんの人を喜ばせることなんだ。   (p231)

★★★

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