「外資系金融マンがわが子に教えたい「お金」と「投資」の本当の話」 ジョン太郎

本書は、現役の外資系金融マンである著者が、「自分の子供に教えておきたいお金の話」をまとめた書籍です。
本書では、「お金とは何か」「投資とは何か」ということについて、著者が「自分なら子供にこういう内容を教えたい」という視点から、丁寧に解説しています。
「子供にお金で苦労させたくない」というすべての親に、ぜひ手に取っていただきたい書籍です。

【Kindle Unlimited】

わが子に教えたい、と銘打っているだけあって、金融の全体像が書かれていてわかりやすいだけでなく、大事なことをしっかりと伝えようという姿勢が感じられました。

本書でも「経済や金融の知識というのは、「知っていたら得をする」というよりも「知らなければ損をするもの」だと思います」と書かれていますが、私も学べば学ぶ程そのとおりだと感じるようになりました。
知らなくても全然生きていけるけど、お金に振り回されないようにするためには、知っておいた方がきっといい。

本書を読むと子どもに伝えるといいことは数多くあると思いますが、学校で習わないけれど私に仮に子どもがいて、これだけは伝えたい、というものがあるとしたら、「労働の対価としてお金を得る以外に、お金を手に入れられる方法がある」ということでしょうか。
少なくとも、銀行に預けておけば安心だよね。と思考を停止させることはないように、伝えてあげたい。

ストック、フローの話からはじまり、株式、債券、REIT、果ては保険のことまで触れられてます。
わかりやすく書かれているとはいえ、正直わからない部分もあるのですが(基本的に数式が出てくると目がスルーしてしまうだめっぷり…)、目先のことに捕らわれてちゃいけないよ、ということが書かれていたのだと思います。
それから、本書を読んでから決算書の見方が少しわかるようになって、決算報告書を見るのが楽しくなったのも嬉しいところ。先日暴落したものの持ち続けている株の決算書が、おそろしい内容だった気がしますが、気のせいじゃないですよね、きっと…。
PERについても注目しようと思えるようになれたのも、収穫です。

投資をはじまる前に読んでいたらきっとちんぷんかんぷんだったと思いますが、少しは言ってる内容がわかった気がします。しばらくして読んだらきっとまた、得られるものが違いそう。

REITは株式会社や債券と比べれば、知らなくてもいい資産。だが、あまりにも日本で人気で、内容を勘違いしている人が多く、リスクが過小評価されているので、ここで解説しておく。  (p3644)

★★★☆

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