「雀蜂」 貴志 祐介

あと1回刺されたら、俺は死ぬ。
雀蜂には2度と刺されてはいけない。
そんな身でありながら、目が覚めたら雪山の山荘に一人、
遠くからは不気味な羽音が聞こえる――。


冒頭のシュチュエーションに思わず身がぎゅっと縮こまるくらい、蜂をはじめとした虫が苦手です。極力近づきたくない。
とはいえ、蜂から逃げるのは主人公。半分くらいは他人事として見ていられるのでまだよいです。

本人は真剣だけど、なんだかコメディ要素も感じるような闘いっぷりです。
虫の生態とか、辞書のくだりとか、読んでいて楽しい部分もあるのですが、最後のどんでん返しも思いの他すっきりせずにするりと読み終わってしまって、少しだけ消化不良。
怖いもの見たさでついつい手にしてしまう貴志さんの本。次読む作品に期待です。

★★☆

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