「ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター」 上遠野 浩平

私にはどうしてもイマジネーターを敵だと考えることができませんでした。
全人類の精神を全部同じ状態にしようとしてるその事は恐ろしく、阻止しなければならない事だと感じるけども、
「そうすればもはや、人々の間には悲しいすれ違いも、誤解も何もなくなるだろう」という言葉を聞くとそこには悪意なんてものはなく、ただ行き場の無い寂しさみたいなものが感られて責められなくなります。

飛鳥井に言わせると、私はきっと “幹” が足りないんじゃないだろうか。
だけど「欠けてるから仕方ない」とは思いたくない。確かに仕方ないことかもしれないけど、たとえ根本が変わらなくても影響されたりしながら変わっていくことはできると思うんです。

上遠野さんの構成は相変わらずおもしろくて読んでいて楽しかったです。
今回特に好きだったのは織機綺。
誰にも嫌われないでいるなんて不可能だけど、嫌われたくないって切に思う気持ちはわかります。

★★★★

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