「優しすぎて、怖い」 ジョイ・フィールディング

晩春の午後、ジェーンはミルクと卵を買いに出かけ、自分が誰だかわからなくなった。
名前も家もわからない。そして服には血が、ポケットには現金一万ドル。やっと連れ帰られた家をわが家と思おうとしても、男を夫と信じこもうとしても、何かそぐわない。
どうして皆がこんなに優しいのだ?それに、どうして日に日に体調が?

久々の海外小説、おすすめです。

ある春の日、突然自分が誰だかわからなくなった。
名前はおろか、年はいくつなのか、家族はいるのか、何一つとしてわからない。

そんな驚くような場面からこの小説は始まります。 続きを読む