「もういちど生まれる」 朝井 リョウ

彼氏がいるのに、別の人にも好意を寄せられている汐梨。
バイトを次々と替える翔多。絵を描きながら母を想う新。
美人の姉が大嫌いな双子の妹・梢。才能に限界を感じながらもダンスを続ける遙。

みんな、恥ずかしいプライドやこみ上げる焦りを抱えながら、一歩踏み出そうとしている。
若者だけが感受できる世界の輝きに満ちた、爽快な青春小説。

若者だけが知ってるあの空気感を、最高の形で再現しています

あまりにも瑞々しい感性で、20歳前後のあのひりひりした時代を書き起こしていて、胸がぎゅっと締め付けられました。 続きを読む

「時をかけるゆとり」 朝井 リョウ

あの、最年少直木賞受賞作家が、天与の観察眼を駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。
「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。

”圧倒的に無意味な読書体験”があなたを待っている!?

朝井さんのキャラがツボすぎて・・・、たくさん笑ったエッセイです。

『学生時代にやらなくてもいい20のこと』 が、文庫化されるに伴い改題されたものがこちら。
単行本のエッセイに加えて、直木賞受賞時のエッセイ3本が加わっています。
この「時をかけるゆとり」というタイトル、ものすごくいいですよね!表題と中身もぴったり!ページを開くと朝井リョウさんの楽しい年表も見れます。 続きを読む

「武道館」  朝井 リョウ

【正しい選択】なんて、この世にない。

結成当時から、「武道館ライブ」を合言葉に活動してきた女性アイドルグループ「NEXT YOU」
独自のスタイルで行う握手会や、売上ランキングに入るための販売戦略、一曲につき二つのパターンがある振付など、さまざまな手段で人気と知名度をあげ、一歩ずつ目標に近づいていく。
しかし、注目が集まるにしたがって、望まない種類の視線も彼女たちに向けられる。

「人って、人の幸せな姿を見たいのか、不幸を見たいのか、どっちなんだろう」
「アイドルを応援してくれてる人って、多分、どっちもあるんだろうね」
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「何者」 朝井 リョウ

就活が始まる。
自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。
この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。
影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。第148回 直木賞受賞作。

心が一気に大学時代まで引き戻されて、ざらざらザワザワした気持ちで読み進めました。 続きを読む

「桐島、部活やめるってよ」 朝井 リョウ

舞台は、とある田舎の高校。
どうやら、バレー部のキャプテン桐島が部活をやめるらしい。
野球部、バレー部、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部を通し、上から下から様々な角度でリアルな高校生活を描く。
第22回小説すばる新人賞受賞

タイトルのつけ方が斬新で、気になっていた本でした。 続きを読む