「涙の数だけ大きくなれる!」 木下 晴弘

再読。停滞していると感じた時にいつも読んでいます。
ものごとの本質を見ている、いわば、発想の転換ができる本です。
勉強に行き詰った受験生、仕事に不満を抱える社会人にとくにお勧めです。
あるレジ打ちの女性の話。
あるパチンコ店の話。
受験合宿の話。
泣けます。

わかっているつもりでも忘れがちな、目の前のことに真摯に取り組むことや支えてくれる人への感謝の気持ちを思い出させてくれます。
いくつものエピソードが書かれていますが、本の1番最初にあるのは戦時中のアフガニスタンの子どもの話。
「今、一番望んでいることは何?」そう子どもたちに尋ねた時、
返ってくる答えは「平和」でも、「おなかいっぱい食べられること」でもなく、「命の保証」でもない。
「学校にいきたい・・・学校で友達と勉強したい」という願い。

この本は決して「周りも頑張っているんだから頑張れ」というような押しつけでもなければ、「あなたは十分幸せなんだよ」なんていう慰めでもありません。
ただ、見る視点を変えるだけでものごとがこんなに変わって見えるのかと驚きます。

あなたの夢がかなうということは、あなたが自分らしく信念を貫き通して生きた証しでもあるのです。

やって当たり前のことを、当たり前と思えないほどの情熱を傾けて行う、それを努力と言うんだよ。

大きな道があって、それが本当に君の歩いて行きたい道であるなら、その道を歩むことは絶対にあきらめてはいけない。もちろん、その道をどう歩むかという方法に関して、あるやり方をとってうまくいかない時は、それをやめて次の方法をとってみるのはいい。肝心なのは、あくまでその道を行くこと。道を捨てないことなんだ。  (p47)

★★★★☆

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