「ランチのアッコちゃん」 柚木麻子

地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。
そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。
「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。
気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。

読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説。 続きを読む

「私にふさわしいホテル」 柚木 麻子

文学新人賞を受賞した加代子は、憧れの“小説家”になれる…はずだったが、同時受賞者は元・人気アイドル。
すべての注目をかっさらわれて二年半、依頼もないのに「山の上ホテル」に自腹でカンヅメになった加代子を、大学時代の先輩・遠藤が訪ねてくる。大手出版社に勤める遠藤から、上の階で大御所作家・東十条宗典が執筆中と聞き―。

文学史上最も不遇な新人作家の激闘開始!

本好きにはたまらない、最高のエンタメ小説

主人公は小説家を目指す31歳の女性。ところどころ現実とリンクしていて、途中、思わずにやり・・・どころか心の中で思いっきり笑いました。 続きを読む

「嘆きの美女」  柚木 麻子

ほぼ引きこもり、外見だけでなく性格も「ブス」、ネットに悪口ばかり書き連ねる耶居子。
あるとき美人ばかりがブログを公開している「嘆きの美女」というHPに出会い、ある出来事をきっかけに彼女たちと同居するハメに。


「美人」か「ブス」か。
どちらか選べると言われたら美人になりたいけれど、美人だからといって何もかもが上手くいくわけでも、ブスだからといって何もかもが上手くいかないわけでもないですよね。 続きを読む