「破三国志3」 桐野 作人

二巻に続き、馬超がカッコよかったです。
彼の深い優しさはどこからくるものなのか、最後の最後まで大好きでした。
他には厳顔と張遼の戦いが気に入ってます。厳顔の意を決した散り様と、彼の死後、張遼の義を守る態度は、まさに漢といった感じがしました。

ただ最後がすっきりしない終わり方だったのが少し残念です。
もともと歴史の一部を切り抜いた物語なのだからそんなに気持ちよく完結するものじゃないのかもしれないんだけど、最後まで勢いを落とすことなく終わってくれたら嬉しかった気はします。
が、全体的にはとても面白かったです。

★★★★☆

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「破三国志2」 桐野 作人

なんといってもこの巻の見所は蜀と魏の駆け引きだと思うんです。
互いに相手の裏をかこうと戦略を練る様子は見ててこの上なく面白いです。

さすがは孔明、広い視野を持った自由な発想の計略には唸るものがあります。
呂布にも迫る勢いでお気に入りなのが馬超。
基本的に強い人・女性を大切にする人・義を重んじる人、が好きみたいです。

曹仁も好きだったんですが、史実では城攻めでこの曹仁の位置にいるのは関羽だったとか。
史実がほんとうやむやです。一度ちゃんと読んでみなくては。

★★★★☆

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「破三国志1」 桐野 作人

正史を赤壁の戦いまでしか読んだことのない私が、赤壁の戦い後のIFモノを読むのもどうかとは思ったんですが、せっかく貸してもらったので読んでみました。
正史を知らずとも十分に面白かったです。

IFものとしての楽しみ方とは違うんですが、数々の将軍たちが活躍する様子にはすっかり引き込まれました。
呂布が出てこないのは残念ですが(というか、もう死んでますね・・・)、新たにお気に入りの武将・軍官を見つけました。両者とも魏から。この巻では張哈と賈羽がお気に入りです。
その話を友人にしたら賈羽はずる賢い人だよ、と言われ。
私が好きになるような人は一般的にあんまり気に入られない人なんでしょうか。

この本は、攻略・戦略などが組み合わせて物語が仕上がってる風な印象を受けました。
そのせいか人名・地名などが以前に比べてわかってきたような気がします。

★★★★

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